広い空間を色々な目的で使える
オープンスタイルの仕事スペースは、その広い空間が大きな特徴です。広いので、開放感を味わいながら作業をすることができます。そして、仕事中に、フラストレーションが溜まりにくいです。狭いスペースだと、少し移動するだけでも、壁やものにぶつかることがあります。場合によっては、体勢を変えただけでも身体がぶつかりかねません。そうすると、仕事に集中しにくいです。また、壁に圧迫されている空間だと、一息つくのも難しいです。その点オープンスタイルの仕事スペースであれば、よほど散らかしすぎない限り、移動が邪魔されることはありません。圧迫感もなく、快適に仕事をすることができます。さらに、空間が広ければ、仕事に必要な設備や資料を大量に置くことも可能です。
広い空間でも集中できる人向け
オープンスタイルは広い空間が大きな特徴ですが、人によって向き不向きがあります。広い空間は、空気が流れやすかったり、小さな音でも反響しやすかったりする特徴があります。その空気の流れや音の反響が気になる人は、オープンスタイルには向いていません。そうではなく、多少のことでは気が紛れることなく、高い集中力を維持できる人向けです。
また、仕事で複数の設備を使いこなすなど、動き回らなければならない人も、オープンスタイル向けと言えるでしょう。オープンスタイルの広い空間であれば、室内での移動がしやすく、別々の場所に置いてある設備を使うのもスムーズになります。さらに、1箇所に留まって作業をするデスクワークが中心の人でも、大量の資料を使用する場合は、オープンスタイルが合っています。オープンスタイルであれば、資料を並べておくのも容易だからです。